白髪の原因について調べてみました。白髪は早い人で小学生からあります。中高生だと普通にあることも。薄毛も悩みますけど白髪の悩みも深刻ですよね。
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白髪の原因とは?
白髪の原因はメラノサイトが正常に働かなくなるからです。
メラノサイトというのは、髪の毛の色を作っているところです。
この色を「メラニン色素」っていいます。
髪の色はひとそれぞれ違いますけど、ここではわかりやすく黒として説明しますね。
普通はメラニン色素が黒い色素を出しているので黒い髪の毛が生えてくるんです。
でも、何らかの原因で黒い色素が作られないために色が付いていない毛(白髪)になってしまうわけです。
白髪と言っても白い色の毛ではなく透明なんですけどね。わかりやすく言うと魚釣りに使う糸(テグス)みたいなものなんです。
メラニン色素が色を出さないのはなぜ?
では、どうしてメラニン色素が色を出さなくなるのでしょう?
それは・・・まだ原因ははっきりわからないんですよ。
昔から、悩み事が多いと白髪になるとか過度のストレスにさらされると白髪になるとか言われてましたよね。
確かに、白髪のお客さんに質問して見ると「最近、悩み事が多くてね。」って答えられる場合もありますからあながち間違いでもないようです。
ただ、一晩で白髪になってしまったなんてことは絶対にあり得ません。なぜなら、すでに頭皮から上に伸びている毛の色は変わるはずがないからです。
もし、生えている黒毛を白髪にするのならブリーチ剤を使って脱色する以外に方法はありません。白髪はあくまでも新しく生えてくる部分からになります。
そういえば、お客さんの髪をカットしている時に半分から上が黒、半分から下が白髪という毛を見つけたことがありました。おそらく、途中からメラニン色素が作られなくなったからでしょう。
こういう毛ってあまり見ないので珍しい経験をさせてもらったと感謝しています。
さて、白髪の原因はよくわからないとしても、なにか対策はないのかって思いませんか?
白髪対策について
原因がわからないのに対策って変な感じですけど、要は髪に良いことが対策になると私は思います。
そこで髪に良いことを以下にまとめてみました。
頭皮マッサージ|白髪対策
例えば、髪の色を作り出すメラノサイトは髪の毛の毛根部分にあります。ということは、栄養分を運んでくる毛細血管と近い位置にあるとも言えるんですね。
ということは、毛細血管を刺激して血流をよくすれば髪にもよいので白髪対策になるということになります。
そのためには頭皮マッサージがオススメです。。
指先や手のひらを使って頭皮をゆっくり動かしましょう。特に強く動かす必要はありません。
ゆっくり回したり上下左右に動かしたりすれば良いです。
肩こりがある人は特にマッサージは有効です。なぜなら肩こり解消にマッサージすれば首から頭皮へと血流が改善されるからです。
育毛剤|白髪対策
髪に良いという点では育毛剤もおすすめです。育毛剤というと薄毛の人が使うイメージですが白髪にも効果があると私は思っているんです。
なぜなら育毛剤に配合されている成分の中には血行促進や毛母細胞の新陳代謝をアップする毛母細胞賦活剤などがあるからです。どちらも丈夫な髪の毛を育てるのに欠かせませんからね。
栄養面|白髪対策
髪の毛はタンパク質で出来ているのでタンパク質を摂るのはもちろんですが、ビタミンやミネラルもバランスよく摂ることが大切です。忙しいからと言って食事を抜いたり、インスタント食品で済ませるのがNGです。
また、料理をするのが面倒だからと言って毎回同じような内容の食事でもいけません。
ビタミンについては、パントテン酸ナトリウムやパントテン酸カルシウム、
パラアミノ安息香酸も摂るほうが良いみたいです。食品ではレバーや小麦胚芽、ビール酵母などに含まれています。
ストレス発散|白髪対策
悩み事やストレスがあると白髪になると言われます。でも、ストレスがあっても白髪にならない人もいますよね。
なのでストレスと白髪の因果関係はよくわかりません。
でも、ストレス発散することで気分がリフレッシュするし体も健康になるのでやって損はありません。
ストレス発散は、人によって違います。
運動する、好きなものを食べる、映画を観る、本を読む、お酒を飲む、旅行に行く、友達とおしゃべりする、カラオケで歌う、ヨガをする、買い物をする、などなど。
要は自分の大好きなことをするのが一番のストレス発散になります。
自分なりのストレス発散法を見つけてみましょう。
白髪の原因とは まとめ
今回は白髪の原因について書いてみました。残念ながら白髪の原因についてははっきりしたことはまだわからないようです。
しかし、髪の毛の成長に良い要素を取り入れることで丈夫な毛が育つし、メラノサイトの働きを後押しすることにも繋がります。
出来る範囲で良いですから自分の生活の中で出来ることは積極的にやってみることが大事です。