枝毛は薄毛になりません。なぜなら、枝毛は単に髪の毛が傷んでいるだけだからです。
ですから枝毛が気になって、「もしかしたらこのまま薄毛になってしまうんじゃないか?」って心配している人がいたら安心して下さい。
大丈夫です。枝毛が増えても薄毛にはなりませんから。
でも、枝毛をそのままにしておくとさらに傷んでしまうため対策を施さなければなりませんよ。
なぜ枝毛になるの?
髪の毛って、理美容室に行くとカットしますよね。それはハサミだったりレザーを使ってカットします。
するとカットされたところがむき出しになるんですよ。つまり、一番無防備なところと言えます。
で、その無防備なところが一番痛みやすいんです。例えばブラッシングの時に、無理に引っ張ったり、シャンプーの時にゴシゴシと力任せに洗ったりすると最悪です。
普段は髪の毛は表面をキューティクルが覆っていて外からの衝撃から保護してくれるのですが、カットされた断面にはキューティクルがないので痛むんですね。
で、傷んだ箇所から切れ毛になるんですよ。枝毛って読んで字の如くで、2つに別れて裂けています。裂けるとさらにむき出しになるので余計に傷んでしまいます。
そのままなにも対策を施さなければもっと切れ毛がひどくなって痛み放題になってしまうんです。
なので最初は2つに裂けていても、痛みが増して3つに分かれたりすることもあります。
こうなると、毛先を指先で引くとプチッと音を立てて傷んだ部分から切れてしまうことだってあるんですね。
なので、一度傷んだ所はそれ以上傷まないようにケアすることが大切になってくるんですよ。
枝毛になったらどうする?
残念ながら枝毛になってしまったらどうしたら良いでしょうか?
一番簡単な方法は枝毛の部分をカットしてしまうことです。
傷んでいるところはそのままにしておくとさらに傷むので思い切ってカットしましょう。
カットすると言っても毛先が主ですからヘアースタイルは思ったよりも短くはなりません。
カットしたらその後はトリートメントをしっかりして髪を保護してあげて下さい。
ドライヤーで乾かした後で、流さないトリートメントや枝毛コートなどを毛先につけるのも良いですよ。また、ホホバオイルを少量付けるのもおすすめですね。
枝毛の原因になりやすいのは無理なブラッシングやドライヤーの熱、アイロンの熱、それからヘアカラーやパーマも挙げられます。
男性のショートヘアは手ぐしで済みますけどある程度長さのあるヘアースタイルならブラシを使いますよね?
このブラシの使い方も要注意なんです。常に頭皮や髪に優しくブラッシングすること。イライラしてたり忙しい時などに乱暴にブラッシングするとかなりの確率で痛みます。
ブラッシングする際には髪の毛に保護剤となるオイルや流さないトリートメントなどを付けてから行うと静電気も起こりにくく傷みも回避できます。
ドライヤーの熱も20センチほど話せば大丈夫でしょう。
なかなか乾かないとついついドライヤーを近付けがちですので注意して下さい。
アイロンは女性がストレートにする場合によく使いますね。
まっすぐなサラサラ髪になれるので人気です。でも、より真っ直ぐにしたいがために時間をかけてアイロンを掛けてしまう場合もあります。
髪の毛は熱に弱いのでかなり傷んでしまうんですね。
アイロンを使う場合も保護剤を付けてから行いましょう。
枝毛は薄毛になるの?まとめ
冒頭でも書いたように枝毛が薄毛につながることはありません。
ですが、大事な髪の毛が傷んだことで枝毛は出来てしまうんです。
一度傷んだ髪の毛はもう元には戻りません。
普段から髪を傷ませないように扱うことが大事ですが、万が一傷んだ場合には、枝毛部分をカットする、保護剤を付ける、トリートメントを利用するなど自分なりに出来る対策を施して下さいね。