薄毛は遺伝するって言われてますよね?例えば父親が薄毛だった場合、その子供も薄毛になりやすいって。
確かにお客さんの中にも当てはまる人はいますし現に私の薄毛もそうなんですよ。
薄毛は遺伝する?
私の場合は父親が頭頂部から薄くなっていて祖父(母方)は額から薄くなっていました。
そうなんです。まともに遺伝が影響したって感じなんですね。
でも、不思議な事もあるんですよ。2歳下の弟はまったく薄くなっていないんです。
というか、むしろフサフサな状態ですから不公平としか言いようがありません。
同じ兄弟なのに薄毛になる、ならない。
何だかはっきりしない話ですが「親族の中に薄毛の人がいるだけど・・・」って人には、非常に心配なことには間違いないですよね。
そこで今回は薄毛と遺伝について記事にしました。
結論から言うと、
「薄毛が遺伝する場合も確かにある。そして薄くなる、ならないは理美容師でもわかる。」です。
・そもそも薄毛が遺伝するってどういうこと?
薄毛と言ってもいろんな種類がありますけど、ここではAGA(男性型脱毛)について書きます。
AGAは最近でこそテレビCMで知られるようになりましたけど、それまでは男性型脱毛と呼ばれていました。
まぁ、一般的に薄毛と呼ばれているものはAGAと言っても間違いではないでしょう。
で、このAGA(男性型脱毛)ですけど、次のような仕組みで薄毛になると言われています。
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼと結びつきジヒドロテストステロンになる。
さらに、ジヒドロテストステロンが男性ホルモンレセプターと結びつくと髪の成長に影響を及ぼし薄毛になる。
なんだか難しい用語が出てますけど、男性ホルモンとかジヒドロテストステロンとかって体の中の話ですよね。これって、もう医学の分野に入ってますから。
ただ、わかりやすく言うと薄毛が遺伝するってことは上のような仕組みを持った体質が遺伝するってことなんですね。
体質が遺伝するって言っても自分がそれに当てはまるのかなんてなかなかわかりませんよね。
まぁ、最近ではAGA遺伝子検査ができる所もあるようですが、これもあくまでAGAを発症しやすいかどうかAGA用の薬が有効かどうかの範囲にとどまるようです。
検査ですから費用も時間もかかりますし場合によっては検査機関に出向くこともあるようですね。
でも、最近は薄毛の遺伝子を持っているかを調べた上で、最適な育毛剤を選んでくれるサービスがあるようです。
私も興味があるので記事にしてみました。それがこれ→ 遺伝子検査付き育毛剤「ペルソナ」
遺伝子検査も郵送で済むので、わざわざ専門の医療機関に行って調べるのが恥ずかしい人向けです。
・理容師の目線から遺伝をみると・・・
仕事柄、お客さんの頭髪を触っていると時々思うことがあります。
それは・・・
「このお客さん、薄毛になるかも。」って予感です。
そして、この予感は高確率で当たるんです。
なぜでしょう?
それは、将来薄くなる人の髪質や頭皮の状態などは、どことなく似ているからなんです。
これは、39年間に数えきれないほどのお客さんの髪を扱ってきた経験から言えることなんですね。
実は私の理容店は私が三代目ということもあり家族ぐるみで来られる方も多いのです。
おじいちゃん、お父さん、ご本人、子供さんと四代も続くお得意様もおられます。
そうなると、家族それぞれの髪質、頭皮の状態、白髪、薄毛の具合などは自然と理解することになります。
これって、すごいことなんですよ。
だって、おじいちゃん、お父さん、ご本人、子供さんのそれぞれの髪と頭皮のデータを私が知っているんですから。
例えば、ご本人をカットしている時に、薄毛になったお父さんと同じような髪質、頭皮の状態になってきたとしたら・・・。
ご本人が薄毛になる可能性大と言えるでしょう。
このような事は、長年理美容師としてお客さんの頭髪を触ってきた者ならわかることなんですね。
それは子供にでも言えることなんです。
例を挙げると、私の息子(20歳)の同級生A君は高校一年生の頃から薄毛の兆候がありました。
今年、成人式を迎えましたけどやっぱり薄毛は静かに進行中です。
このように、早い場合は中学生、高校生の頃から薄毛になるかもって思わせる子供もいるんですね。
このような例を目の当たりにすると薄毛と遺伝の関係はないとは言えないって感じます。
ですから、自分が薄くなるかもしれないって少しでも感じているのであれば、行きつけの理美容店の技術者に聞いてみて下さい。
「将来、薄毛になりますか?」ってね。
ずっとあなたを担当してきた技術者なら本当のことを教えてくれるはずです。
もし、「そんなのわかりませんよ。」って答えるようならそんなサロンには行かないほうがいいです。
ただ、中にはそんなこと恥ずかしくて聞けないよって人がいるかもしれませんね。
その場合は以下のような症状がないかを確認してみて下さい。
・頭皮が脂っぽい。
・フケが多くなる(乾燥フケ、脂性フケ)
・髪が細くなる。
・頭皮が固くなる。
・抜け毛が増える。
・体毛が濃くなる。
昔はそうでもなかったけど最近、上のような症状に当てはまるって場合は、薄毛の進行が進んでいると思って良いでしょう。
・自分に薄毛の遺伝がある場合はどうするの?
仮にあなたに薄毛の遺伝があったとしてもあきらめないで欲しいんです。
正しい育毛に取り組んで薄くなる時期を一日でも先に延ばして下さい。
例えば、こう考えて欲しいんです。
あなたの周りに、よく風邪を引く人はいませんか?
そんな人でも、
・外出時はマスクを着用する。
・手洗いやうがいをこまめにする。
・十分な睡眠、栄養、程度な運動を心がける。
などの対策を取ることで風邪を引きにくくすることは可能ですよね?
つまり、もともと薄くなる遺伝は持っていたとしても髪や頭皮に悪いことを避け、良いことをすることで薄くなる時期を先へ先へ伸ばしましょうってことなんです。
髪や頭皮に良いことってどういうことを言うのかについてはこのサイトを通してお伝えしていきます。
この世から薄毛の人が一人でもいなくなるように微力ながらお力になれれば嬉しいです。
遺伝子検査付き 育毛剤【Persona(ペルソナ)】