薄毛対策として首を温める方法がありますが、これは血行促進を狙ったものです。今回はその理由を書いてみます。
髪はどうして生えて来る？
他の記事でも書いているように髪の栄養分であるアミノ酸は血液と共に運ばれてきます。しかし、頭皮の下を走る血管は毛細血管なので血行不良になると栄養が十分に運ばれないんです。
アミノ酸が十分に運ばれないということは、それだけ毛髪の成長にも悪影響が出るということになります。髪がパサパサしてツヤがなくなったり、以前よりも細く弱弱しくなったりします。
逆に考えれば血液が流れやすくすれば毛髪は健康的に育つことになります。そして血行促進のひとつとして首を温める方法があるわけです。
薄毛の人は首を温める事を優先しよう
なぜ薄毛は首を温めると良いのか？それは頭皮にある毛細血管に流れて来る血液が首を通ってやって来るからです。つまり、首は毛髪の栄養となるアミノ酸が必ず通る関門橋みたいなものなんです。
ですから首を温めることは、頭皮の毛細血管へ毛髪の栄養分をどんどん運ぶことにつながるわけです。
ただ単に頭を温めるだけでは意味がないということです。
ただ、もっと言うなら肩から温めた方が良いと考えます。なぜなら円形脱毛症の人は肩こりが多いからです。
もし、薄毛が心配で肩こりや首のこりがある人は、肩から首を温めて欲しいと思います。
首を温めるにはどうする？
首を温める方法で簡単なのはお風呂です。湯船に首まで浸かって温まりましょう。体質によっては長く浸かるのが無理な人もいるかもしれませんね。そういう場合は上がったり浸かったりを繰り返してみて下さい。
カイロを使うのも良いです。使い捨てカイロをタオルなどの布で包んで首に巻き付けます。布が薄いとカイロの熱が伝わり過ぎて軽い火傷を起こす場合があるので気を付けて下さい。
もっとに手軽に首や肩を温めたいという人には、「あずきの力」という市販の商品も出てきます。あずきの天然蒸気の温熱がじんわり温めてくれる温熱パットです。
電子レンジでチンして使えるので超かんたんです。また、250回も使えるのも経済的でうれしいですよね。
薄毛は首を温めると良いのか？ まとめ
ここまで首を温めることについて書いてきました。頭皮の毛細血管なので頭皮を温めることが一番良いように思いますがそれは違います。
なぜなら頭皮の毛細血管に流れて来る血液は必ず首を通るからです。つまり首を温めて血液がスムーズに流れる環境を整えることで毛髪の栄養は行き届くのです。
お風呂に浸かるのも良いし、カイロを使うのも良いです。また、今回紹介した市販の「あずきの力」という温熱パットを使うのも良いです。
大事なのは自分の生活習慣に取り入れやすいものを選ぶということです。自分の生活に合わないものは長続きしませんからね。
