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髪は痛むと治らないは本当か?
髪は痛むと治らないのです。だから普段から髪の毛は大事に扱って下さい。
なぜ治らないのか。それは頭皮から出ている髪の毛は死んでいるからです。
いいですか?死んでいるから痛むと治らないんです。
今回は、そこのところをわかりやすく記事にしてみました。
髪は痛むと治らない?
どうも最近髪の毛が傷んでいるような気がする人は参考にしてもらえれば嬉しいです。
先程も書きましたけど私達の目に見える髪の毛は死んでいます。なぜなら一度でも痛むと治らないからです。
髪の毛は頭皮の中にある毛乳頭や毛母細胞が活発に働いてくれるおかげで成長します。
そして作られた毛髪は上に押し上げられることで髪の毛が伸びるわけです。
つまり、毛先が伸びたのではなくて下から盛り上がったから伸びたように感じるんですね。
このことからもわかるように、活きているのは頭皮の下にある部分なんですよ。
だから頭皮の上の部分の髪の毛は傷んでも自分で修復することが出来ないんです。
・どんなことで髪は痛むのか
髪が痛む原因にはさまざまなものがあります。
・雑なシャンプー
・ドライヤーやヘアアイロンの熱
・無理なブラッシング
・ヘアカラーやパーマ
・紫外線
などなど
雑なシャンプーは爪を立てて髪の毛をゴシゴシと洗う時に傷が付きます。
出来るだけ泡を十分に立てて指先で優しく洗って下さい。
よくやりがちなのがドライヤーの当てすぎです。
必要以上に髪にドライヤーを近づけて強風でガンガン乾かすと痛む原因になります。
まず、シャンプー後はタオルでやさしく水分を取ります。
この時に、7割ほど水分を取っていれば後のドライヤーが楽になりますよ。
私も店では同じ要領で仕事をしていますから。
次にドライヤーは髪から20センチほど離して使います。
ほとんどのドライヤーには温風と冷風が切りかえられるようになっていますので使い分ければよいでしょう。
しばらく温風で乾かしたらその後は冷風でしめるかんじです。
無理なブラッシングも髪を痛める原因です。
特に女性のような髪の長い人の場合は毛先に近い部分が傷みやすいので、引っかっても無理にブラシを動かすのは止めて下さい。
面倒でもゆっくりブラッシングするのが理想ですね。
ヘアカラーやパーマも髪を痛めます。
なぜならどちらも薬液で髪の表面のキューティクルを開かせて内部に入り込むからです。
ま、薬液が入り込まないと髪に色は付かないしパーマもかかりませんから。
ヘアカラーやパーマをする人はその後のヘアケアが大事になります。
弱酸性の髪に優しいシャンプーはもちろんですがトリートメントなどでしっかり髪を保護することが大事ですよ。
紫外線も忘れがちですが対策をして下さい。帽子やタオルなどで髪を守って下さいね。
・傷んでしまったらどうする?
薄毛になると1本の髪の毛さえも大事にしたくなりますよね。
それがたとえ白髪であってもです。ましてや傷んでいたとしても無駄にはしたくありません。
しかし、どうしても傷んでしまった場合もありますので、ここからは傷んだ髪対策を書いておきますね。
男性のように髪の毛が短い場合は傷んだところをカットすれば問題は解決します。
ただ、カット出来ない場合は、トリートメントやオイルを傷んだ箇所に塗ります。
また、乾かした後も流さないトリートメントを傷んでいる箇所につけて下さい。
普通のトリートメントはお湯で流してしまいますが、流さないトリートメントは乾いてから付けるので長く効果が期待できるすぐれものなんです。
・薄毛のヘアスタイルで痛むもの
薄毛でも髪がまったく無いわけではないので普段は理美容院でカットしますよね。
薄毛のヘアースタイルの中でも薄い部分を隠すようなヘアスタイルは髪が痛む傾向にあるようです。これは私がお客さんをやらせていただいているからこそわかることなんです。
どういうことかというと例えば頭頂部が薄くなったので横の部分の髪を長く伸ばして隠してしまおうってヘアスタイルですね。俗に言う1・9分けです。風が吹くと被せた髪の毛がふわ~と乱れちゃうやつ。
このヘアスタイルは被せる髪の毛が長いので、その分痛みやすいという特徴があります。
長いと絡まりやすいし、絡まると解く時にどうしても無理に引っ張りますから痛むんですね。かといって、1・9分けでトリートメントするのも面倒です。
乾かしてセットする時も上手く薄い部分に被せてセットしなければならないのでドライヤーの時間も長くなりますよね。つまり、やればやるだけ痛むってことです。
だからといって、薄い部分を隠したい気持ちは痛いほどわかりますからやめろとはいいません。
ただ、毛先が傷んだ時はこまめに理容店でカットして欲しいんですよ。そうするとブラッシングでも引っかからないし健康な髪の毛で1・9分けができますからね。
髪は痛むと治らない?薄毛のヘアースタイルも気をつけろ!
ここまで説明したように一度髪の毛が傷んでしまうと治らないんです。
だから出来るだけ髪を痛めないようにしなければなりません。
痛んだ箇所をそのままにしておくと、そのまわりの部分も痛んできます。
もし痛んだら男性の場合は短く刈ってしまえば問題は解決しますが、女性の場合はそうもいきませんよね。
髪の毛は毛先が一番痛みやすいので日ごろから気をつけてくださいね。