薄毛をスキンへッドにするメリット・デメリットとやり方とは

薄毛 スキンヘッド

薄毛になったらスキンヘッドにしようと思っている人いませんか?薄い部分を未練がましく隠すよりも思い切って剃った方が男らしいと思っているのでしょうね。

確かに男らしいですし清々しい印象なのは間違いありません。しかし、だからと言ってすぐにスキンヘッドにするのは早すぎます。なぜならスキンヘッドはヘアスタイルの中でも取り分け個性的なものだから。

まず、スキンヘッドのメリット、デメリットを知った上で挑戦しても遅くはありません。

スキンヘッドのメリット

1 薄毛の部分が目立たない。

 

これは坊主の記事でも書きましたけど、短くすればするほど薄い部分は目立たなくなります。なぜなら、周りも薄い部分と同じような状態になるからです。「木は森に隠せ」と言いますが、薄い部分は周りを薄い部分にすることでわからなくなるんですよ。

薄い部分の周りに濃い部分があるからこそ薄い部分が目立つんです。まだ薄毛が初期のうちは濃い部分の毛量を減らすことで対処できます。しかし、かなり進行してしまったのならスキンヘッドも考えても良いと思います。

ちなみに私は勇気がないのでスキンヘッドは選びませんでした。

2 シャンプーが楽だ。

スキンヘッドは髪を剃ってしまうのでシャンプーというよりは肌を洗う感じですよね。スキンヘッドにしている人は、ボディソープで体を洗いながらついでに頭も洗っているケースが多いのではないでしょうか。

というか、シェービングクリームをつけながら剃るので、それ自体で頭もきれいになっているわけなんですけど。

殆どの人がシャンプーはお風呂に入ったときに行いますが、スキンヘッドは簡単に洗えるので洗面所でも大丈夫です。

3 育毛剤がつけやすい

これ、育毛剤を使った人ならわかると思いますけど、髪の毛が中途半端にあると頭皮につけにくいんですよね。あ、知らない人もいるかも知れないので言っておきますけど、育毛剤は頭皮につけて下さいね。

スキンヘッドの人に育毛剤は必要ないのでは?って言う人もいますけど、そんなことはありません。育毛剤は「これ以上、薄毛を進行させない。」対策としても使えますからね。

ただし、ジャブジャブと大量の育毛剤を塗布すると、髪の毛が無いので頭皮をつたって下へ流れることがあります。決して安いものではないので育毛剤の付け過ぎには注意してくださいね。

4 セットしなくて良い

髪が無いのでセットは必要ありませんね。なので、急なお出かけでも鏡の前で髪型を気にすることもないわけです。それに寝癖が付くこともないし強風で髪が乱れることもありません。

ただ、少しでも髪の毛が伸びてくると気になるので、定期的に剃らなければなりません。

スキンヘッドのデメリット

1 見た目が怖い場合がある

これも坊主の記事でも書きましたけど髪を剃るスキンヘッドは見た目が怖いです。「どんな仕事しているのだろう?」って、思わず疑ってしまうかも・・・。まぁ、昔から知っている人が剃るのなら安心ですけど、まったくの初対面なら怖いって印象が一番ではないでしょうか?

それだけ強烈なインパクトがあるのもスキンヘッドのデメリットなのです。逆を言えば第一印象で覚えてもらえるってメリットにもなり得ますね。

2 湿疹や傷があると目立つ

スキンヘッド 短所

毛がないので頭皮に湿疹や傷があると非常に目立つんですよ。モロに「湿疹出来てますから。」って言ってるようなものです。

傷もまた然り。これ、けっこう恥ずかしいんですよね。だからといって、頭に絆創膏貼るのはもっと恥ずかしいし。

3 汗が流れる

暑い時や辛いものを食べた時に頭から汗が流れますよね。髪の毛があると、なんとか流れ落ちないのですが、スキンヘッドの場合は遮るものがないのでストレートに落ちてしまいます。

もうね、滝のような汗って感じですよ。だから、タオルは手放せません。もともと汗っかきの人は注意が必要ですね。

4 定期的に剃らなければならない

スキンヘッドは剃って出来るスタイルですから定期的に剃らなければなりません。伸びてくるとそれはもはや坊主(丸刈り)になってしまいますから。

慣れてくればお風呂で体を洗うように頭も剃ることが習慣になるでしょう。ここまで来れば本物です。理想なのは2日に1回。最低でも3日に1回は剃らなくてはスキンヘッドは維持できませんよ。

スキンヘッド 剃る

5 日焼けや怪我をしやすい

毛が無いので日焼けや怪我をしやすいですね。なので外で長時間の作業をする場合は帽子やタオルを被ることをおすすめします。特に紫外線の強い季節は日焼けを通り越して火傷みたいになりますから。

6 仕事によってはスキンヘッドに出来ない

これ、仕事の内容にもよります。例えば接客業などではNGな場合もあるでしょう。

オフィスや工場などで外部の人と会わないような仕事ならOKかもしれませんね。スキンヘッドにする前に職場の上司の方に相談されることをおすすめします。

7 頭が寒い

スキンヘッドの冬は寒いです。髪がないからかなり寒いです。特に後頭部は他の部分よりも体温が低いと言われているため、寒さが身にしみますから。

まぁ、慣れたらそれほど気にはならないとスキンヘッドのお客さんは言ってました。

ここまでスキンヘッドのメリット、デメリットを説明してきました。

その上で、「やっぱりスキンヘッドにしたい。」って決断された方に向けて以下の記事を捧げます。名付けて「スキンヘッドのやり方」です。

スキンヘッドのやり方

坊主 剃刀 シェーバー

まず最初に0.5~1ミリ程度のバリカンで丸刈りにしましょう。長い髪だと剃れませんからね。丸刈りにしたらカミソリとシェービングクリームを用意します。

カミソリはT字型の3~5枚刃で良いです。シェービングクリームはシェービングジェルやシェービングソープ、シェービングフォームなどと呼ばれていますがどれでも良いですよ。

剃る前に、お湯に浸したタオルを絞り頭を包み込む感じで蒸します。理容店で顔を剃る時に蒸しタオルを顔に乗せる要領です。毛は蒸されると剃りやすくなるんですよ。十分に蒸したらシェービングクリームを全体に塗布して剃り始めます。

理想的なのはつむじに逆らわないようにカミソリを動かすこと。毛の流れと同じ方向に剃れば痛くないからです。ただ、最初から自分で剃る場合は毛の流れもわからないでしょうから、次のような流れで剃って下さい。

頭頂部(頭の上)は、つむじから前へ。

側頭部(横)は上から下へ。

後頭部(後ろ)も上から下へ。

イメージとしては、常に上から下への要領ですね。

慣れてきたら毛に逆らって剃れるようになります。これは「逆剃り」と言ってより深く剃りたい時に使う技術なんですよ。逆剃りするとかなりのツルツル感が出ますから、より完璧なスキンヘッドにしたい場合におすすめです。

スキンヘッド まとめ

先程も説明したようにスキンヘッドは最低でも3日に1回は剃らなければなりません。そうなると週に2~3回の割合で剃りますから一ヶ月もすれば達人の域に達するはず。慣れてきたら歯磨きするような自然な動作で出来るようになるでしょう。

ヘアースタイルの中では敷居が高いスキンヘッドですが、実際に剃った人に聞いた所「やってしまえば気にはならない。」と笑って答えてくれました。特に薄毛がかなり進行してしまった場合は、未練がましく隠すよりも出す方が周りの人の高感度はアップしますよ。

特に女性からの反応は良いですね。なぜなら、私の店に来られる女性客に聞いてみたから。

「薄いならスパッと短くした方が男らしくて好きだわ。」って、答えてくれた女性が多かったです。デメリットもそれほど困るようなものは無いし、スキンヘッドは職場で許可が出るのであれば思い切って挑戦してみる価値はあります。